前橋育英(群馬)が8日、国学院久我山(西東京)に5―7で逆転負けした。マスクをかぶる須永武志君(2年)は下級生で唯一のレギュラー。「相手は外狙い。インコースもいけるならいきましょう」。ピンチではマウンドに駆け寄り、3年生のエース梶塚彪雅(ひょうが)君に声をかけた。
荒井直樹監督が「教えてきた中でも一級の素材」と評する須永君は、昨秋からの新チームで正捕手になった。だが、梶塚君との関係に悩んでいた。「信用されていないのではないか」。特にピンチで、サインに首を振られることが多かった。
転機になったのが、秋季関東大会準々決勝の山梨学院戦。…… 本文:719文字 この記事の続きをお読みいただくには、朝日新聞デジタルselect on Yahoo!ニュースの購入が必要です。
朝日新聞社
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